DESIGN I / II / PROJECT NOTES

中日英の翻訳・メール作成アプリ

中国語・日本語・英語の翻訳とメール作成を支援するアプリの制作記録です。以下は制作当時の設定・検討内容です。

概要

本プログラムは、OpenAIのAPIを利用した翻訳ツールです。
主にテキスト翻訳とメール作成補助の2つの機能を提供します。日常的にGPTに依頼している作業を、アプリとして使える形にしました。
利用者層の拡大を考慮し、翻訳の出力言語を日本語から中国語・日本語・英語の3言語に拡張しました。


APIキーの取得方法

OpenAIのAPIキーを取得するには、以下の手順を実施してください:

  1. OpenAIプラットフォームにアクセスし、自分専用のAPIキーを取得します。
  2. 取得したAPIキーを以下のいずれかの方法で設定してください:
    • Pythonファイル内で直接入力する。
    • システム環境変数に、名前をOPENAI_API_KEY、値を取得したAPIキーに設定する。

注意:
環境変数を設定後、Pythonファイルが正常に認識するようPCの再起動が必要な場合があります。
また、環境変数は「ユーザー変数」ではなく「システム変数」として設定することを推奨します。


ソースコード


問題点

OpenAI APIの利用には以下の課題があります:


試行内容

  1. 他の大規模言語モデル(LLM)の利用検討
    OpenAI以外の選択肢も存在しますが、制作当時は、動作の安定性と言語対応を重視し、OpenAIのAPIを今回の実装に適していると判断しました。
  2. オフライン大規模言語モデルの導入試行
    APIキーの課金問題を避けるため、Chat-GPT Neoなどのオフラインモデルをローカルでデプロイする試みを行いました。しかし、以下の理由から成功には至りませんでした:
    • モデルの更新が行われておらず、誤りが多い可能性。
    • オフラインデプロイには大量のストレージが必要。
    • モデルの応答速度がPC性能に依存するため、ノートPCでは応答時間が3分以上かかり、消費電力も高い。
  3. FREE-CHATGPT-APIの利用試行
    GitHub上で提供されている無料のChatGPT APIを試しました。このサービスは、1日あたり200回の無料リクエストをサポートしていますが、以下の問題がありました:
    • Python内でAPI URLを設定し、プロキシを通じてアクセスする必要がある。
    • 入力が英語に限定されており、日本語や中国語の問い合わせができない。
    これらの理由から、今回のプロジェクトには適さないと判断しました。